そもそも子ども読書アドバイザーの制度は3年前に県がはじめた制度です。
「概ね10年以上の読みきかせボランティアの経験者・過去に子どもの読書活動に係る啓発活動やイベント等に意欲的に参画した者」が読書アドバイザーに登録できるようです。私は退職された先輩司書のNさんに勧められて、昨年研修を受けて読書アドバイザーということになったのですが、大勢の人に話をするのは苦手だということがだんだん自分にわかってきました。それでもNさんに誘われて推薦図書のリストを作ったり、アニマシオンの実践例を実演したりと、Nさんが引き受けた研修会の一部分を担当するといった部分的な参加で済ませていました。ところが今回の研修会依頼に申し出たNさんはこれまでに何度もしているからと、おはちが私に回ってきてしまいました。依頼は小学校の読み聞かせボランティアグループさんで読書まつりの出し物のアイデアを紹介してほしいというもの。これなら難しい話はいらないワと引き受けたところ、これはどうも読書アドバイザーの趣旨からはずれるらしく「読み聞かせの大切さ・ポイント 選書の考え方」に変更された書類が来ました。こうなると、話す内容をまとめて話せるように準備しないといけないわけでNさ~ん!無理~!とすがってみましたが、Nさん「いい経験になるからやってみなさい。」
仕方なく腹を括って「読み聞かせをたくさんすれば本がよめるようになるのか」「低学年にたくさん本を借りていた子が高学年になってどうして文字だけの物語を読もうとしないのか」といった司書のときからの疑問をテーマにしてみようと決めました。
コメントをお書きください